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2025年03月09日

川口市西立野 I様邸新築工事 竣工写真

ご無沙汰しています。
草間です。
昨年夏から着工していた新築工事が竣工し、お客様へお引渡しをしました。
SNSでは少しずつ経過のご報告をしているのですが、ホームページ・BLOGではなかなかご紹介できずすみませんでした。
(進捗状況を綴ったSNSはこちらからどうぞ↓)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100064441521613

こちらでは竣工写真のご紹介とそれにまつわるエピソードや製作工程などをご紹介させて頂きます。
※かなり長い記事となります。

画像のご紹介前に簡単な建物の概要です。

土地面積   46坪
建物延床面積 46坪
2LDKビルトインガレージ付
フラット35Bプラン準拠・耐震等級3相当
外壁 ガルバリウム鋼板製サイディング(一部窯業サイディング)
屋根 ガルバリウム鋼板嵌合式縦葺
開口部複合アルミサッシ・遮熱高断熱ペアガラス
各部電動シャッター
室内天井   ビニールクロス・マホガニー材無垢羽目板
室内壁    ビニールクロス・左官仕上げ
室内床    マホガニー材無垢フローリングー・クッションフロアー
階段     ワンビームアイアンフレーム製作+アフリカンチェリー(ボセ)無垢段板
階段手摺   アイアン製作
各所造作家具 ゼブラウッド突板張り家具製作
床      マホガニー材乱尺無垢板
カーテン   オーダー製作
空調機    全室完備
照明器具   全室完備

参考坪単価 92.8万円(税込)
(古家屋解体・建物本体・諸設備・外構工事・設計・管理・登記費用等含)
※価格は令和6年6月契約時点のものです
設計施工管理 草間工務店

まずは外観

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スッキリしていて機能的でありつつ存在感をと思いデザイン・素材のご提案をしました。
お客様にもモスグリーンの外観を気に入って頂けて良かったです。

引戸を開けて玄関へ入っていくと造作家具と象徴的な階段が視界に入ってきます。

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造作下足入れ・造作多目的ソファーの先にワンビーム階段。
玄関床は天然石貼りとなっています。

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1階は玄関を中心にLDKとビルトインガレージが左右に配置されています。
その他にトイレ・洗面脱衣室・浴室となります。

階段下にはビルトインガレージの車を眺める為の造作ソファーを設置してみました。
フレームはウォールナットの無垢材を使って製作していますが、座面は既製品を使ってコストに配慮した仕様となっています。


階段は鉄と無垢木材の組み合わせです。

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ワンビームアイアンのとアフリカンチェリー材の優しい色合いが良いバランスです。
段板を支えるブラケットの形状や寸法・取付方法なども打合せを繰り返し、洗練された見た目と実強度になる様に改良を重ねています。
鉄部材の溶接部も素晴らしい精度で仕上がっていて階段の質感をグッと引き上げてくれています。
協力業者さんのスキルに感謝です。

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階段板の表面は特殊なウレタンクリアー塗装をしています。
手で触るとスベスベなのですが、体重が掛かるとグリップ力が発生して滑らない塗料で仕上げました。
カッコよくても機能的に劣る事が有ってはいけませんよね。
そういった配慮をどういきわたらせる事が出来るのかが僕に求められている事だと考えています。


1階のご紹介前に2階からご案内させて頂きます。

階段を上ると正面南東面に大きな窓と約6畳のホールが有ります。

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洗濯物の室内干しスペースとして、先述のソファーを置いて大きな窓から景色を眺めながら読書等々・・・
色々な使い方が出来る空間となっています。

ホール側から階段方向の視線で。

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和を感じる象徴的な壁紙と照明器具、製作物のアイアン手摺もスッキリと収まっています。

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2階には2室と多目的ホール・他にトイレとベランダが配置されています。

洋室18畳

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将来子供室として分割・クローゼットの増設も視野に入れて準備しています。
とても大きな空間で使い勝手のいい洋室です。
画像には映っていませんが現況でも一般的な大きさのクローゼットを2ヶ所備えています。

主寝室10畳

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アクセント壁紙にウイリアムモリスの「ジャスミン」をチョイス。

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その他の壁も淡いブルーグレーを組み合わせて他のお部屋とは違う雰囲気に仕立てました。

カーテンのレース地にもウイリアムモリスの「イチゴ泥棒」を。

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画像にベッドは有りませんが、これから製作に取り掛かる予定です。
こちらのお部屋もご夫婦それぞれにクローゼットを1か所ずつ設置されています。

1階に戻ります。

リビングダイニングキッチン 22.5畳

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構造材である梁を見せる造り。
天井高さはリビングダイニングで2.65ⅿ キッチンで2.5ⅿで広々とした空間となっています。

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LDK内に大きな収納スペースが2ヶ所あり、家事目的に合わせて分離収納が可能な造りになっています。
食品のストックや食器・調理器具  水廻りメンテナンス用品やトイレットペーパー等の消耗品は別々に収納したいですよね。

テレビは壁掛け設置

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造作のテレビボードとテレビ間の配線は全て隠蔽して雑多な配線が隠れる造りとなっています。
防犯カメラが4か所取り付けられていますので、そちらの視聴・レコーダーの設置配線もこの構成ですべて完結できる構造になっています。
その他にHDMI配線・LANケーブルを配しました。

キッチンはTOCLAS製 アイランド型W2550mm幅です。

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カップボードは無印良品さんのワゴンカートやラタンやブリ材のボックスに合わせた寸法に製作しました。
電子レンジ・炊飯器・給湯ポットなど、電力消費の多い家電も安全に使って頂けるように配線計画も抜かりなく。
当たり前の事ですが普通に生活出来る設備・将来の発展性などを考慮して間取りや製作物のご提案をさせて頂いています。

リビングダイニングテーブル L2070o xW1050o@36o
ブビンガ材無垢板+アイアン製作脚

ちょっと脱線気味になりますが製作過程をご紹介します。
素材は40数年前に日本に輸入され問屋さんに眠っていたブビンガ材(アフリカ産)の超幅広板です。

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この板のちょっと変わっている所は木の縦横方向が一般的な材料とは真逆という事です。
上の画像に見える縦方向が木の太さ方向です。

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推定原木直径2.5ⅿ以上だそうです。
ヤバいですね。
僕も初めて見ました(笑)
僕が仕入れて2年ほど・伐採・輸入されて40数年経ち、いよいよお客様のもとでお役に立てる時が来ました。

以下加工工程です。

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ひび割れ止めのボンドを削りつつ平滑に。

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段階を経てまっさらな木地の完成。

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オイル塗装を施して深みのある木の質感が引き立ちました。

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裏面のアイアン脚の取付下地加工

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脚を取り付けて完成です。

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テーブルは以上です。
内観のご案内に戻ります。

トイレ

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お客様より手洗器とカウンター設置のご要望が有りましたので造作で対応させて頂きました。

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楓の無垢板にコンパクトな手洗器。
表面に表れている様々な杢目が素敵な風合いです。
本物の素材だからこその表現力ですね。
壁紙もさりげなく和を感じるものを選択しています。


ビルトインガレージ W3.6mxL6.3m

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画像向かって右面には可動式の棚を設置予定なので棚柱が埋め込まれています。
左面にはガレージ内の車を廊下から眺める為のFIX窓。
この部位のガラスもペアガラスとなっています。

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以上駆け足でのご紹介になってしまいましたが竣工写真となります。
僕の撮影した画像ですのであまり写りの良くないものも有るかと思いますがご容赦ください。


こちらのお宅もお客様・ご家族、協力業社各社・仲間に支えられて造り上げる事が出来ました。
ありがとうございました。

また、今建築をご検討中の方々もいらっしゃるかと思います。
昨今の物価高騰で建築費用も高騰しています。
正直うんざりなのですが・・・この4月からまた値上げの知らせが多数来ております。
とはいえ一つ一つの問題に向き合ってクリアしていかないといけません。
皆様の夢のマイホーム作りが夢で終わらない様、今後も努力と工夫を重ねて夢の実現のお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
僕に出来る事が御座いましたら是非お声がけ下さい。

ご覧いただきまして有難うございました!

草間工務店 代表 草間洋仁



posted by kusama at 11:32| Comment(0) | 竣工写真

2024年03月25日

川口市S様邸リフォーム工事ビフォーアフター

こんにちは、草間です。

今年も月日の進み方が早いです。
もう3月が終わろうとしています・・・がく〜(落胆した顔)
日曜日も休めていないので曜日感覚もずれて来ておかしなことになってます(笑)

そんな事よりも・・・
ようやく以前より手がけさせて頂いておりましたリフォーム工事が竣工したのでご案内させて頂きます。

ご依頼頂いたのは僕と幼稚園・中学校が同じで隣の席になった事も有る幼馴染です。
そんな関係の彼女のご実家でなのですが、父さんがホームに入られることになり空いてしまう実家をリフォームして息子さんが住むことになりご相談を頂きました。
元の間取りは3DK+小屋裏収納ですが、間取りを変更して2LDK+ロフトに。
床面積64uほどのコンパクトなお家ですが、水回り設備や間取変更をして動線・収納も確保出来てかなり住みやすくなったのではないかと思います。
外部は数年前に塗装工事をされていて綺麗になっているので、今回は内部の工事のみになりました。

当面は息子さんの一人暮らしですが、将来家族が増えても対応できる様に配慮しつつ、構造的な補強と設備面の近代化・断熱の改修を実施。
築40年程の建物なので当時では当たり前だった工法や材料の選定も今見ると少し不安な部分も有り、そういった部分を費用と効果を秤に掛けつつ改修作業を進めました。
見た目は劇的に変わりましたが、見えない部分も結構変わっています。
というよりも見えなくなった部分の改修や調整が大変でした(;'∀')

それでは部分ごとに変化の様子を見て頂こうと思います。

1階DKと和室→LDKへ変更
リフォーム前
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リフォーム後
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構造的にも使い勝手的にも必要ない間仕切りを撤去し、デッドスペースが出来ないような構成に変更しました。


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キッチンと向かい合わせに設置した造作カップボードは背面の玄関スペースに有る靴収納スペースの為、内部を工夫してどちらの機能も両立するように作り込んで有ります。


玄関・ホール

ビフォー画像
施主様よりご提供頂きました!

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アフター

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出入口が複数あった為、1か所にまとめて間仕切りを追加しました。

シンプルな壁面に額装したアートを飾ってもカッコ良さそうです。
(靴収納スペースの奥行分がカップボード側へ突出しています)

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階段は既存をリメイクして少し以前の雰囲気を残しています。

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息子さんが靴好きという事で飾り棚を設置。
靴収納部もオープン構造としていますが、後々必要に応じて扉の取り付けも可能です。
オープンで使うなら小物や植物、靴のメンテナンスグッズを置いても楽しそうですね。


浴室・洗面・トイレ等水廻り

ビフォー

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洗面化粧台と洗濯機が廊下に出ていてトイレも狭く使いにくかったとのお話しでした。

アフター

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廊下を仕切って洗面室に・トイレを向きを工夫して配置し、浴室に近い位置に洗濯機スペースを作成。
使いやすい構成へと変わりました。
限られたスペースで色々工夫をしましたが、機能を損なうことなくそれぞれの設備が嵌ってくれて良かったです。


主寝室

ビフォー

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8畳和室に2畳分の縁側が有りました。

アフター

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10畳の寝室と収納へ。
縁側だった部分の天井を高く作り、昇降式物干し竿を設置して室内干しも出来るようにしています。


将来子供室

ビフォー

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6帖洋室収納無し

アフター

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6帖洋室・WIC・ロフトへと変わりました。
廊下に独立して設置されていた作り付けの収納を間仕切り変更してWICへ。
廊下から折り畳み収納式階段で使っていた小屋裏収納をロフトへ作り変えました。
かなり楽しめるスペースになったと思います。

そのほか、雨戸の戸車交換やドアクローザー取付、サッシの調整や長い間についてしまった汚れの除去など気が付く範囲で精いっぱい手を掛けさせて頂きました。

色々な現場と重なってしまって長い工期となってしまいましたが、温かく見守って頂いた施主様には感謝しかありません。
ありがとうございました。
住まわれてからも長くお付き合いをさせて頂きたいと思っています。


今現在は新たなリフォーム工事・外部改修工事・施設改修工事の各現場が進行中です。
引き続き気を緩めず取り組んでいきたいと思います。
ここ最近は暑さ寒さの入れ替わりも激しいですが、くれぐれも体調管理にお気を付けてお過ごしください。

ではexclamation






posted by kusama at 18:03| Comment(0) | 住宅リフォーム

2023年12月30日

2023年 本年も大変お世話になりました。

こんにちは 草間です。

2023年ももう12月30日・・・
今年は本当に早い1年でした。
去年の今頃は周りの方々に「来年は暇そうです」とか言ってましたが、結局は新築1件とリフォームのお仕事をたくさん頂く事が出来ました。
今年も身近な知人友人仕事仲間からのお仕事が多く、本当に感謝の気持ちで一杯です。

個人的な感覚なんですが、ちょっと今までとは違う草間工務店としての1年だったので勝手にまとめてみます(笑)

〇リフォーム工事の比率が高くなり、今迄の新築工事基準の作業の進め方とはまた違う創意工夫や工事の進め方が必要になった事で色々な学びが有った。

〇制度や手続きが変わって勉強が必要になったり、今までと同じ様に商いをする上で新たな資格が必要になった。

個人経営の工務店虐めなんじゃ無いかって愚痴をこぼしたくなるくらい色々有った1年でも有りました。
僕自身は必要な時に必要な試練が有ると思っているので、その時々事態に直面した時点で実直に対応していくと決めています。
努力して精一杯頑張っていれば誰かが手を差し伸べてくれる、自分が至らなかったことを理解し受け入れれば次にどうするべきかも自然とわかってくるような気がします。

ちょっと話が逸れますが・・・
とにかく僕は周りの人に恵まれていると思っています。
いつもブログでお客様と仲間に感謝していますと書いていますが、本当に嘘偽りのない気持ちです。
気心の知れた方々からお仕事を頂ける・お客様をご紹介頂ける・助けて頂ける・護って頂ける。
感謝という言葉で表現しきれない心の中の心棒の様な心の拠り所。

以前お客様に「草間さんに建ててもらったお家に住んでいると運気が上がるんですよね」と言われた事が有って、その時すごく嬉しい気持ちと同時に「あぁ、もっとちゃんとしないとな」って思ったんです(笑)
一生懸命だけじゃだめだなと。

そういう意味で今年経験した事は今迄よりもよりちゃんとした草間工務店に一歩近づく事が出来た1年だったと思っています。
それはお客様の目に直接見える事では無いかもしれません。
でも僕的には革新的に変わった1年でした。

今出来ていない事が全て出来るようにはならないかも知れません。
でも一つ一つ出来ることを増やしていけたらと思っています。

ちなみに今年の目標としていた「日曜日は休む」についてはあまり達成できませんでした。
来年の目標として継続したいと思います。

それでは
今年も本当にお世話になりました。
新しい1年が皆様にとって素晴らしい年になります様ご祈念申し上げます。
年末年始は体調にお気をつけてお過ごしくださいexclamation
posted by kusama at 12:18| Comment(0) | 御挨拶

2023年12月19日

川口市N様邸LDKリフォーム工事 ビフォーアフター

こんにちは 草間です。
毎度ご無沙汰してしまっておりますたらーっ(汗)

今年は正直ヒマなんじゃないかと思っていたのですが、気が付けば12月中旬・・・来週で今年も終わってしまうのかという慌ただしさです。
皆様に助けて頂きつつ何とかやっております。

今回のブログは僕の30年来の旧友宅のリフォーム工事をご紹介させて頂きたいと思います。
友人N氏とは同学年ではあるのですが、20歳頃に知り合って以来会ったり会わなかったりで気が付けばお互いおっさんになっていた感じなのですが、お互いに癖強でありつつも意外と繊細なので喧嘩もせず永く友人関係が続いています。

数年前にお父さんが亡くなり、お母さんも事情が有って施設でお世話になる事になったため、実家に戻る為のリフォームを今回ご依頼頂きました。

内容としてはダイニングキッチンと8畳の和室をつなげてリビングダイニングキッチンへと改修する事。
加えてTVやインターネット環境の改善のほか、電気や空調設備等のアップデートとなります。

N氏のご要望は落ち着いた色合いの和モダンでというオーダー。
動線を考えた間取りの変更・構造補強のほか、工事過程であらわになった部位の手直しや補修も大切なプロセスです。
最終的にそこに僕が造る無垢素材のパーツを入れ込んでいくイメージで進める事になりました。

過程は省きましてリフォーム前とリフォーム後をご紹介したいと思います。

リフォーム前
ダイニングキッチン

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日当たりも良く広いダイニングです。
置き型の食器棚や家具など、生活と共に増えてしまった物もこの機会に思い切って整理します。

和室8畳

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掘り炬燵も有る家族団欒の中心であった和室。


リフォーム後
リビングダイニングキッチン

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天井高は2650o
梁を囲う形の意匠で変化のある構成としました。



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キッチンカウンターはニューギニアウォールナットの無垢板
幅650〜500o 長さ2600o 厚さ55oです。
普段の食事はこのカウンターがメインなのですが充分な大きさです。
デスクワークしながらでも問題ありませんね。
キッチン背面にはNET環境の整ったTVモニターを壁付けにしています。

カップボードもウォールナットの突板を使った材で造作し、スペースの有効活用と統一感を演出しています。

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キッチンはLIXIL製の長さ2250oのタイプです。

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リビングテーブルはブラックウォールナットの無垢板
長さ2730o 幅750〜800o 厚さ60o
リビングテーブルなので高さは低めの380o。
脚もウォールナット無垢材で製作しました。

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現状はシンプルモダンな感じですが生活に伴って色々に加飾され、いい意味で変化していくものと思われます。
余白を使って絵を飾る・花木を置く・照明を置いてみる等々楽しみは尽きませんね。
直感で選んでも良し・悩みに悩んで選ぶも良し。
色々な楽しみ方が有ると思います。
住まいに楽しみが増えると生活や仕事にも張りが出て楽しいですよね。
僕の家もリフォームしたくなってきました(笑)

という事で2023年もあと少しですが気合い入れなおして出来る事をやり遂げたいと思います。
別件リフォーム工事も進行中ですので頃合いを見てこちらもご紹介させて頂きます。

年末となって何かとあわただしいかと思います。
怪我や事故など十分にお気をつけてお過ごしください。

ではexclamation


posted by kusama at 16:46| Comment(0) | 住宅リフォーム

2023年07月01日

さいたま市O様 ウォルナットダイニングテーブル製作

こんにちは、草間です。
今回はとあるご縁でオーダー頂きましたダイニングテーブルの製作工程を画像多めでご紹介してみたいと思います。
基本的に僕が全て製作しますが、脚がアイアンの場合は協力してくれる専門の職方にお願いしています。

製作には工具や刃物・自作の治具など色々な道具が必要です。
そのあたりも少しご紹介させて頂きますねひらめき

まずはO様に作業場へおいで頂き、ご家族の構成やその他ご要望をお聞きします。
その後、複数枚ある在庫の無垢板素材を見て頂き、その中から3ⅿx90px7pのウォルナットをご選択いただきました。

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今回は別のハウスビルダー様で新築されたお宅への設置となるので、サイズ感や使い勝手を決めるため、素材の外形原寸型紙を作ってご新居へ伺い、床に型紙を置いて最終的な大きさ・脚の素材や高さ・空間動線など考慮してサイズを決定。
今回は長さ2.4ⅿ位で高さ73pの仕上がりを目指して製作を開始しました。

という事でまずは素材をカット。

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そして平面を出すため加工台に板を据えて治具をセット。

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板の両側にある板の上を奥にある工具が乗った治具を使って切削し板の平面を出します。
ちなみに使う工具はルーターというものです。
セットされている刃物は既製品ではなく、サイズを指定して作ってもらったオーダー品です。

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平面出しの作業工程がいつも文章だけで説明してもわかりにくいかなと思っていたので今回は動画を撮ってみましたるんるん


一度に幅2〜3p程しか削れないので最大の場合、長さ2.4ⅿ÷2pで1度の切削で120回程(3pなら80回)切削する事になります。
深さも2o程しか削れないので片面3〜4度・両面で概ね7度程度切削あせあせ(飛び散る汗)
120x7・・・うーん計算したくない総数ですね・・・(笑)

という事で1度切削した裏面

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色の濃い部分がまだ切削出来ていない部分です。
(まだ平らになっていない部分)
2度目の切削後

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3度目の切削後

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概ね平らになりました。
この状態で数日置いて反りが出やすいのかどうか確認。
焦らず必要な時間を掛けないと良い仕上がりになりません。

数日間観察しましたが大きく動く様子はないので反対側の表面の切削を進めます。

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1回目の切削後

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この段階で枝別れ部分に割れが有るのでエポキシ樹脂を埋めておきます。

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市販のエポキシ樹脂に顔料を加えて着色し、不自然にならない様に配慮しています。
この辺りの作業も木の色や表情に合わせてエポキシだったり瞬間接着剤と木の粉だったりと適材適所使い分けています。

2度目の切削は画像を取り忘れました・・・
そして3度目の切削後

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概ね平面になったので両面共に研磨していきます。
120番のサンドペーパーから段階を踏んで最終的には1000番まで使って仕上げていきます。
途中で水拭きして毛羽立ちを発生させてからサンディングしたり、ちょっとした工夫をしながらの研磨が必須です。
この辺の工程も樹種や木の性質によっても手順が違うので感覚的な判断が必要な工程となっています。

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埋めた傷の様子(荒仕上段階)

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概ね研磨工程が完了した状態。

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その後、塗装工程です。
今回はオスモのカウンタートップオイルを3回塗布しました。

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塗布にはちょっとコツが必要で、塗料の粘度が高く薄く塗らないと斑になりやすい一面が有ります。
木の繊維の中にいきわたらせるのがなかなか難しいのですが、回数を重ねることで斑無くきれいに仕上がりました。
従来使っていたオイル系塗料よりも耐水・防汚性が高いのでこれからはメインで使っていこうと思います。

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その後、職方に製作してもらったアイアン脚を取付。
反り止めを兼ねていて強固に固定いしたいので板の裏面に鬼目ナットという部材を埋め込みます。
まずは下穴を開けます。

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そして鬼目ナットをねじ込みます。

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鬼目ナット装着完了。

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M8の極低頭ボルトで脚を固定。

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ばっちりですねるんるん

という事で納品させて頂きました。

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最終的には長さ2485ox幅900〜850o(変形)x厚さ55oで高さ735oとなりました。
脚の形や寸法も当方オリジナルの設計です。
床との接触面には引きずっても傷にならないフェルトが貼ってあり、それでいて滑り過ぎず使い勝手がいい仕様になっています。
加えて螺子式のアジャスター機能も付いているので不陸や板のねじれ等にも対応可能です。

運び入れて組立していく中、お客様にもとてもお喜び頂き、僕も嬉しかったですグッド(上向き矢印)

無垢材のテーブルは決してお求めやすいものでは有りません。
しかし、もはや一生ものという範疇ではなくメンテナンス次第では数世代に渡ってお使いいただける一品です。
ご家庭の中心であるダイニングでご家族と一緒に時を重ねていく。
そんな大切な役割を持っているテーブルですから僕もその時々でベストと思う品物を作れる様に努力しています。

という事で今回はテーブルの製作事例をいつもより細部までご紹介させて頂きました。
お店で売っている完成品とは違い、素材を選んで頂く所からスタートするダイニングテーブル。
製作プロセスもLINEなどで随時ご報告しながら製作しています。
ご興味が有りましたら是非お問い合わせください。


ではexclamation
posted by kusama at 18:47| Comment(0) | SHOWCASE(作品事例)
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