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2018年05月27日

川口市南鳩ヶ谷N様事務所新築工事 スタートしています!

おはようございます。
草間です。

ブログの更新、かなり間が空いてしまいました。
すいません。
日々の現場作業が込み合ってしまい、文章を書く事へ気持ちのゆとりが持てずズルズルと更新が遅れてしまいました。
お陰様で多くのお仕事を頂き、とても充実しています。
ご心配をお掛けしてすいません。
体調はすこぶる良好、既に仕事で真っ黒に日焼けしております(笑)

前回ブログでご紹介した事務所をご検討を頂いていた案件はその後ご契約頂きまして、既に作業を開始し上棟しております。
今回は木造2階建ての事務所で約10坪x2フロアの床面積約20坪の建物です。
殺伐とした事務機器とスチールの什器に囲まれた空間ではなく、木の温もりと質感にあふれた設えとなる予定です。

今現在の現場状況は上棟後屋根下地製作完了後、耐力壁の作成、外壁下地の取付準備の段階です。
ここまでの作業を順を追ってご紹介します。

まずは現場環境の整備。
事前に近隣地権者様との境界確定作業が済んでいましたので、その境界位置に合わせて敷地外周部へコンクリートブロックの組積をしました。
作業途中↓
IMG_4524.JPG

作業完了↓
IMG_4546.JPG

ビシッと綺麗に整っていて気持ちが良いですねるんるん
現場が整然としていると気持ち良く次の作業に取り掛かれますし、次工程の作業でも現場が綺麗に整然と進みやすくなります。


そして地盤改良工事。
地盤調査の結果では比較的良好なデータが得られたので、今回は湿式柱状改良500o径で2.5mを19本打設する事になりました。
まず機械の搬入。
IMG_5941.JPG

大きな重機ですので慎重に。
通行車両や歩行者に気を付けて焦らず進めます。
敷地内へ搬入完了。
IMG_5943.JPG

事前に位置出しして置いた杭芯へ重機をセットし作業開始です。
IMG_5945.JPG

作業中も障害物の有無などに注意しつつ進めて行きます。
腐敗堆積物の層も無く、杭の色も茶系で良好な状態です。
IMG_5950.JPG
現場の中と外で靴を履き替える。
そんな気構えが大切だと思っています。

今回はセメント系改良材を3トン使います。
長さが短く本数も少なめの施工なので量は少ないですね。
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打設後、杭天端の高さ出しと整形をして作業完了。
IMG_5952.JPG

障害物も無く順調に作業が進み夕方には作業が終了しました。
現場周囲を清掃して業務完了です。
IMG_4562.JPG


1週間程の養生期間を取ったあとに基礎工事の開始です。
設計図をしっかり確認しながら位置を確認。
地盤を掘削し、杭の天端出しと整地をしていきます。
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私もスコップを持って作業をしましたひらめき
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砕石を敷き均して転圧。
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ポリエチレンフィルムを敷いて捨てコンの打設(画像に捨てコンは写っていません)
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翌々日、基礎屋さんが前もって加工しておいた鉄筋を組みました。
各部寸法や設置状況をチェックして完了検査に備えて画像を撮ったり等々、跡で見えなくなってしまう部分の作業には忘れている事項は無いか念には念を入れて確認します。
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出来合いのユニット鉄筋を設置する事が多い昨今、一つ一つが手加工の配筋をしてくれています。
いつも通り整然と綺麗になっていて気持ちが良いですねぴかぴか(新しい)

その後耐圧コンクリートを打設し、立ち上がり部分の型枠を設置。
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立ち上がる部分のコンクリートを打設します。
今回はアンカーボルトの設置を私が行いました。
IMG_6079.JPG

再度1週間程養生期間を取って型枠解体。
IMG_4653.JPG

綺麗に仕上がりました。
アンカーボルトもバッチリです(笑)
ここまでで基礎工事の完了です。


そしていよいよ木工事の開始です。
まずは土台敷。
IMG_6831.JPG

土台、床を支える大引きを設置して防蟻剤を塗布します。
材料は檜です。
IMG_6835.JPG

その後は床下断熱材を隙間無く入れて床下地合板の取付。
IMG_6848.JPG

雨が入らないように念入りに養生をして上棟へと進みます。
途中の画像は割愛しますが・・・無事上棟完了。
IMG_6880.JPG

上棟日にはお客様に昼食を御馳走になりまして、色々お気遣いを頂きました。
改めて仕事で恩返しできる様、気を引き締め直します。
ありがとうございました。

翌日からは屋根の下地作りです。
いつも通り、屋根の外断熱仕様です。
必要な金物類の取付を済ませてからまずは1層目の屋根。
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その次は断熱層と通気層の作成。
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最後に屋根の直接的な下地となる層の完成です。
IMG_4771.JPG

断面は↓の様になっています。
IMG_4772.JPG

普通の屋根は1層で終わりですが、これだけの手間と資材費を掛けるメリットは多く、夏場の暑さはかなり改善されるんです。
この屋根構造に加えて適切な窓の配置で2階でも夏のムッとした暑さを改善し、過ごしやすい空間に変える事が出来ます。

こういった部分は作業以前のプランニングの段階での策定がとても重要です。
後から出来る事、はじめのうちにしっかりケアするべき事の見極めが難しい部分であり、お客様との会話から御要望や生活スタイルを抽出してコストに合わせたご提案をするように努力しています。
設計者としてご要望をお聞きして来た経験、大工として作業してきた経験値を積み重ねてより良く進化したご提案が出来る様にと考えています。

その後、雨が降っても大丈夫な様にアスファルトルーフィングを貼って板金屋さんの到着を待ちます。
IMG_4775.JPG

以降は木製筋交いの加工・取付や窓の取付下地の作成など。
順調に進行しています。
こちらは次回紹介させて頂きます。

そろそろ梅雨入りも間近になって来ましたが、別件の住宅新築工事も着工予定です。
既存住宅の解体工事は終了しまして、昨日は地盤調査をし月曜日には地鎮祭の予定です。

朝少し肌寒いですが、晴れた日はカラッとしていて気持ちの良い日が多いですね。
そろそろ熱中症にも注意しなくてはいけません。
体調管理にも気を配って作業したと思います。
皆様もお気を付けください。

ではexclamation×2


posted by kusama at 06:44| Comment(0) | 新築工事
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