こんにちは 草間です。
世の中お盆休みなんでしょうか?
私も一応昨日今日とお休みを頂いております。
明日からはお盆期間をを狙っての作業が都内でビルの階段改修の工事ありまして、現場管理等の作業予定です。
別で動いている現場も有り、移動して管理しつつ作業場の片付けと部材製作・現場作業の予定です。
以前より少しお伝えしてありました、さいたま市南区のH様邸の工事の様子をご紹介させて頂きます。
こちらのお施主様は奥様が当方のタイル工事業者さんと従妹の関係でご紹介頂いた経緯があります。
普段仕事を間近で見てくれている仲間に仕事を紹介して貰えるのは嬉しいです。
有り難い事ですしとても励みになります
とにかくまずは工事の御報告を。
地鎮祭の様子。
古い建物の解体工事も終わり、整地も済ませ土地の神様に工事の報告と安全を祈願しました。
地鎮祭は自然といつも神聖な気持ちになります。
同時に私的にはここでスイッチが入るというか「いよいよ始まるぞ」と気持ちを引き締め、改めて仕事を頂けている事に感謝するタイミングになっています。
基礎工事も順調すぎる位に順調にし進みました
ちなみに今回は地盤調査の結果、地盤改良の必要が無いと判断されました。
堆積物等も無くとても良好な地盤で、水捌けも良く地下水位も低くて本当に良い土地です
おまけに比較的住宅地の奥なので大きな車も通らない為、振動による揺れも無くて建物にとっても好ましい環境となっています。
基礎配筋検査の様子。
図面の仕様通り、鉄筋の径、ピッチや継手の必要寸法など第三者機関の検査を受けて判定して貰っています。
私も念入りに確認しますし基礎屋さんも事前に確認しますが、やはり少なからず先入観の様なものも有る事も事実。
客観的な判断をしてもらう事はとても重要だと思います。
結果は指摘事項無し。
いつも通りです
基礎のコンクリートの打設を経て型枠撤去。
その後、土台敷をしました。
整然と、密に木材が並んでいます。
一般的な住宅に比べて随所に木材を多く配置しています。
今までの経験からコスト重視の部分と少し費用を掛けるべき部分を私的に見極めて来たつもりです。
そういった経験を基に多くのコストを掛けなくてもここは押えておくべきという部分を自社物件にはふんだんに盛り込んでいます。
1階部分床下の断熱材も隙間無く設置します。
ピッタリと隙間の無いように…。
原材料を作業場にて事前にカットして現場に持持ち込んでいます。
加工して貰うサービスも有るのですが、意外とコストもかかるのでそこは私が作業して節約。
加工精度もこの方が良い様な気がしますしね
見えなくなってしまう部分ですが、冬場に足元が寒いのは嫌な物なのでキチンと手を掛けておきたい部分ですよね。
その後床合板を貼って雨に濡れないように養生をし上棟前の作業は完了。
残材やごみは都度片付けて現場をクリーンに保っています。
スッキリしていると気持ち良いですし、事故や災害も防ぎやすくなります。
そして大安吉日に上棟作業。
ここでも密に木材を配置しています。
しっかりと丈夫に、一つの部材に掛かる力を分散して長く使って貰えるような造り方を心掛けています。
とても暑く、厳しい作業が続きましたが事故も無く無事上棟が完了しました。
作業が終わる頃にはもうヘトヘトでした
お客様にも差し入れの飲み物を沢山頂き、何とかやり切れました。
お昼御飯もご馳走頂きまして、皆で頂きつつ和やかに焦らずに進める事が出来てひと安心です。
H様、お気遣いありがとうございました。
その後、屋根工事へと進みます。
いつもと同じ矢野の外断熱工法です。
屋根の施工は2人で2日掛かりますが、ここもしっかりと手を掛けておきたいポイントです。
今後の建物の性能に大きな差が出ると思います。
もちろんコストの差は当然出て来ますが、快適性能は段違いですし竣工後の冷暖房コストもかなり変わってくると思うのでぜひ導入して頂きたい部分です。
棟部分の取り合い
いや〜この2日間が特に暑かったですね・・・
当日は38度から40度との情報。
直射日光を受けてちょっと危険でした。
最後の下地板を貼って終了。
本当に安堵しましたね・・・(笑)
そのあとは板金屋さんが防水シートを貼って屋根から雨が入る事は無くなりました。
※全面塞がっていますが屋根材を施工する時に改めて棟部分の通気開口をします。
そして一息つく間もなく壁下地の作成へ。
筋交いや間柱・制震ダンパーなどを取付。
整然と、金物類の取り合いに注意しつつ、金物同士がただ付いているのではなくてより性能が発揮できる様に配置しています。
台風が来るとの情報が有り、窓の開口部を作る前に一度すべて防風透湿シートで雨養生をしました。
たるみが有るとバタついてご近所迷惑になるので、ピッタリとキレイに貼ります。
この状態で暫し現場を空けさせて頂き、南鳩ヶ谷の現場で仕上げ工事をしている最中です。
準備が整い次第こちらの現場に戻って作業する予定です。
暫しお待ちください。
どこへ行っても混んでいてうんざりですが、私ももう少しどこかでお休みを頂こうかと思っています。
お会いする皆様にご心配頂き恐縮なのですが、私自身熱中症をはじめ体調不良にならない様に注意して作業に取り組みます。
皆様も体調を崩されません様、お気を付け下さい。
では