こんばんは 草間です。
先日までの物凄い暑さからちょっと解放され、暑さの峠は越したのかな?という感じで随分過ごし易くなりましたね

今年ももうお盆なんですね〜
毎年時の流れがどんどん早くなっていている気がします・・・

そんな中、ちょっと早めのお盆休みを頂いて父の実家へお墓参りに行って来ました

場所は新潟県上越市と云う所で、父の実家には従兄家族と叔母が住んで居て建築業と米農家をしています。
亡くなった叔父と父は大工としては3代目に当り、従兄と私が4代目になります。
私の子供は女児3人なのですが、従兄には学校の終わった従甥が居て5代目として修業を始めています

私としても嬉しい限りです

高速道路で片道4時間半位で到着

直行で300キロちょっとでしょうか。
父の実家は古い時代の木造家屋です。
豪雪地帯でもありますので、かなりしっかりした造りになっています。
遠目で撮影しているので小さく見えますが結構大きいんですよ。
玄関内には土間も有り、私が小さい頃はトイレなどへ行くには土間を通らなくてはいけませんでした(子供の頃は怖かったです・・・)が、従兄の手で今風に使い勝手良くリフォームされています

家の裏にあるお墓にお参りし、仏壇に手を合わせて日頃の報告をし、見守って貰える事への感謝の気持をお伝えして来ました。
本当は毎年行かなくてはいけないと思うのですが、今回は5年ぶりになってしまいました・・・

御先祖様に手を合わせた後、子供たちのリクエストで近所の名立川へ

水量も少なく川遊びにはもってこいの状態です

生き物を見つけて追いかける3女↓
この後、お約束的に滑って胸まで水に浸かってテンション

まあ、想定内なんですけどね。
私も20歳くらいの時にこの川で同じ事やりましたから・・・

そして美味しいお昼ご飯とお酒を頂いて、その後菩提寺へお参りに。
ブログ初登場の父。
谷沿いの通りから山へ向かって道を登ります。
冬の雪が有る時期には来れないな・・・とか考えながら歩いていくと到着。
伝わりにくいんですが、山間にこんな大きいお寺が有るんだ・・・という大きさでした。
しかも人の気配無し・・・。
管理されている方はいらっしゃるので、ご挨拶をしてお参りさせて頂きました。
父の話では4百数十年たっているお寺との事です。
曹洞宗 岩昌寺と云います。
元々は茅葺の屋根だった上から鉄板葺きにしてあります。
内部もかなり手の込んだかなり上等な仕事が施されていました。
凝った意匠の欄間
見事な材に品の有る素晴らしい彫が施された虹梁
格天井の板には全て彩色がされていました。
建物の外見からは想像もつかない規模の御本尊
父に教えられ今回初めて一緒に行ったのですが、ビックリする規模でした。
菩提寺であるこのお寺も、昭和初期に曽祖父と祖父で土台から組み直す様な大改修をしたそうです。
雪が多い地域なので、重さや湿気などから傾いてしまったお寺を全面的に改修したそうです。
父自身も子供の頃に営繕仕事を良く手伝っていたと話していました。
菩提寺近くの風景。
鬱蒼と茂る緑の中にひっそりとこんな立派なお寺が有るというのがちょっと感動的でした。
他にも現存する神社2社や、取り壊されてしまいましたが小学校・橋なども造ったそうです。
特に祖父は地域の要所で大きな仕事をしていた様です。
父の実家へ向かう道中にも曽祖父・祖父・父が造ったたくさんの個人宅が有ります。
道すがら助手席で懐かしそうに話している父の話を聞いていると、ちょっと誇らしい様な嬉しい気持ちになりました。
そして翌日は久しぶりの日本海で海水浴

子供の頃依頼だったんですが、正直こんなに綺麗で温かいと思いませんでした。
普段は外房や伊豆方面へ海水浴に行っていたのですが、先日行った勝浦の海より温かかったのにはビックリです

今回行った海岸は鵜の浜海水浴場と云う所なのですが、外房や伊豆と決定的に違うのは砂の質と急に深くなる地形ですね

黒っぽい粒の大きい砂と云うか、細かい砂利的な砂浜でした。
粒が荒いのでやたらと足が潜ります・・・

ただ、体や足にまとわりつかないので私的にはこちらの方が好みです。
とにかく透明度抜群

長野方面からの海水浴客が多いのも頷けます。
海の家も数件有り、品物も充実。
定番のイカ焼き、美味しかったです

小魚も多く、水中を覗くと沢山泳いでいます。
また行きたいですね〜。
急深な海底でも元気にはしゃぐ子供達↓
私の子供たちも従甥姪たちと仲良くなって私としても嬉しいですし、子供たちが自分のルーツを知っておくためにも有意義なお墓参りが出来たと考えています。
従兄とも同じ職に就く者同士、情報や意見交換が出来て嬉しく頼もしい思いです。
従甥にも私なりに出来る事をしてあげられたらと考えています。
ここ数年忙しさに流されてお墓参りが出来ていなかった事に反省しつつ、新・再発見が多いとても有意義なお墓参りでした。
一泊のスケジュールでちょっとハードでしたが、また行きたいと思います

では
